ハナビラタケ
β(1→3)グルカンの構造
世界初。菌床作成方法の特許を取得した茸
特許「生理機能活性を有するハナビラタケの菌床作成方法」 (特許第3509736号) 平成16年1月、かねてより特許出願していた「生理機能活性を有するハナビラタケの菌床作成方法」が特許を取得しました(特許第3509736号)。ハナビラタケMH-3はすでに、通産省工業技術院生命工学技術研究所において、菌の固定化(受託番号:EERM Pー17221)がされていましたが、今回の特許取得は、この固定化されたハナビラタケMH-3を生産するための菌床作製の方法を決定づけたものです。 ハナビラタケMH-3は、東京薬科大学とともにβ-グルカンに関する多くの研究発表を行なってきましたが、特許取得によりこれまでの研究成果が揺るぎない信頼性を得たことになりました。もちろん“きのこ”界では初めてであり、世界においても初めてです。
ハナビラタケとは
日本では夏から秋にかけてカラマツやブナなどに発生する白色のハナビラタケ科のキノコです。柄は厚さ1ミリ程度で平たく、高さ10~30センチでいくつもに枝分かれし、花びらのように波打っているところから【ハナビラタケ】と名づけられました。
天然のものは、日本ではもちろん、中国や韓国でも殆ど見られることのない幻のキノコといわれています。
天然のハナビラタケは幻のキノコと呼ばれ、非常に珍重されるものです。日本では北関東から北海道の山奥に生息しています。ハナビラタケはカラマツなどの落葉松の根元に生えますが、成長過程でこの落葉松栄養分を吸い上げてしまう特性を持っています。そのため、海外では木を枯らす「害」として扱われています。
しかし、そのハナビラタケの成分に着目し、日本が世界に先駆けして本格的な人工栽培を開始したことで、ハナビラタケは注目されるようになりました。
弊社で取り扱う花びらたけの製造元である株式会社ミナヘルスは通産省工業技術院生命工業技術研究所に「微生物の表示:ハナビラタケ(茸)MH-3」を提出(受託番号:FERM P-17221)し、以降MH-3株ハナビラタケを菌の特定としました。菌の特定をすることは、重大な理由があります。
- 常に基準をはっきりさせ、研究されたデータの不揃いを避ける
- 最近多い色々なデータの継ぎはぎ、都合の良いデータ作成を行わない(されない)ための自衛
こういった流れは研究者としては、至極当然のことなのですが、現在、これを正しく行っている企業は本当に少ないのです。
β(1→3)グルカンとは、植物や菌類、細菌など自然界に広く分布している成分で"多糖"の一種です。グルカンにはαとβの2種類ありますが、今、特に注目されているのがβグルカンです。特に花びらたけやアガリクス、メシマコブ、霊芝などが知られ、現在でも各機関で積極的に実験・研究されています。
グルカンはαとβにわかれ、更にβグルカンは、大きく分けてβ(1→3)、β(1→4)、β(1→6)の3種類にわけられます。そのうち特に今注目されているのはβ(1→3)であり、ハナビラタケがその含有量で他のキノコを圧倒的しています。
平成11年に株式会社ミナヘルスで培養された『ハナビラタケMH-3』は通産省工業技術院生命工学技術研究所に届けられ、受託番号FERM-17221として登録されました。
東京薬科大学では、ハナビラタケのβ(1→3)グルカンの抗腫瘍作用の実験を行うにあたり、水とキノコを長時間火にかけてエキスを抽出する方法と、熱湯で短時間煎じて抽出する方法で抽出液を集め、そこからそれぞれの行程でβグルカンを分離しました。
こうして得られた、抽出方法別によるハナビラタケのβグルカン量が右記の表です。













